情炎の花〜その瞳に囚われて〜
「あっ…はぁんっ…やっ…」

ホテルのベッドで目隠しをした女が四つん這いになって髪を振り乱して暴れている。

クソッ。

俺は後ろから更に強く腰を打ち付ける。


今日見たあのポールダンスの女が目に焼き付いて離れない。

目が合った瞬間あの唇に食らいついてしまいたくなった。

思い出すとまた鼓動が速くなった。

目の前の女の髪を後ろから掴んで振り向かせる。

赤いリップを塗って俺に目隠しをされて、それでもこんなによがっている。

俺はキスする事もなく髪を離しひたすら腰を振った。

何も感じない。
鼓動が速くなる事もない。

いつも通りだ。

なんであの女には鼓動がおかしな動きをするのか。

くそ。まただ。

目の前の女がシーツを掴み必死になって耐えている。

俺はガンと更に最奥へと突き上げれば、目の前の女は悲鳴をあげた。

足りねぇ。

伸びる女。

「次」

「承知」


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