学園、フォーリンラブ
3時限目、数学。

4時限目、国語。

と授業も終わり、

かおりが、つかさず、

「私たち、先に玄関で待ってるね!」

「頑張ってね!」

となおみが言うと、

「ファイト!」

と、ゆいがみほを励ました。


「ありがとう〜、皆。」

ちらほらクラスの皆が帰ると、

「じゃあね、みほ。」

とレイに言われ。

最後に、ルイ君と教室で

二人きりになった。

「何?教室で待っててって。」

「私、ルイ君が好きです。付き合って下さい!」

とふとルイ君の顔を見ると、

「ごめん、俺かおりが好きなんだよ。」

「ごめん。」

と言って教室を出てってしまった。

私はその場で、

泣き崩れてしまったのであった。



「忘れ物〜」

「あれ泣いてるの?」

とよりによって、レイが言った。

「これ、貸してやるよ!」

とハンカチを、差し出してくれた。

私の告白は、

あっけなく、フラれてしまったのだ。
































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