近付きたいよ、もっと、、、。
(平日なら夕方以降……か、仕事終わりにって事なのかな? 忙しいのかもしれないから、土日にわざわざ時間取ってもらうのも悪いよね)
朔太郎の返事を見た咲結は考えたのち、
【私はいつでも大丈夫だから、さっくんの都合が良い平日に会いたいな】
日時は朔太郎に決めてもらう為、特に日付けの指定をせずに返信した。
すると、
【それなら今日とかどうだ? 所用でお前の高校の近く通るから、帰りに拾ってやるよ】
そう返ってくる。
「え!?」
驚いた咲結が思わず声を上げると、
「橘、もうHR始まってるぞ。 いい加減スマホはしまえ」
「す、すみません!」
いつの間にか担任が教室に入って来ているだけではなくHRも始まっている事に気づかなかった咲結は、注意されて状況を理解し慌ててスマホをポケットにしまい込む。
(え? さっくんが迎えに来てくれるの? いいの!?)
そして再び先程のメッセージの返事を思い出すと、戸惑いながらもニヤケが止まらない咲結の表情はかなり緩んでいて、周りや担任から何か嬉しい事があったと丸分かりだったのだけど、それについて触れる者はいなかった。
朔太郎の返事を見た咲結は考えたのち、
【私はいつでも大丈夫だから、さっくんの都合が良い平日に会いたいな】
日時は朔太郎に決めてもらう為、特に日付けの指定をせずに返信した。
すると、
【それなら今日とかどうだ? 所用でお前の高校の近く通るから、帰りに拾ってやるよ】
そう返ってくる。
「え!?」
驚いた咲結が思わず声を上げると、
「橘、もうHR始まってるぞ。 いい加減スマホはしまえ」
「す、すみません!」
いつの間にか担任が教室に入って来ているだけではなくHRも始まっている事に気づかなかった咲結は、注意されて状況を理解し慌ててスマホをポケットにしまい込む。
(え? さっくんが迎えに来てくれるの? いいの!?)
そして再び先程のメッセージの返事を思い出すと、戸惑いながらもニヤケが止まらない咲結の表情はかなり緩んでいて、周りや担任から何か嬉しい事があったと丸分かりだったのだけど、それについて触れる者はいなかった。