ヴァンパイアと甘い関係
私には二つの秘密がある。

一つは学校一のイケメンと付き合っていること。

もう一つは…


「早く血、吸わせろ」

彼がヴァンパイアであるということ。


私は今、彼の家に来ている。

そしてベッドに押し倒されている。

「瀬名くん、待って…」

「待てない。今日一日、ずっと吸いたいのを我慢してたんだ。もう限界」

私の首筋に舌を這わせ、鋭い牙を突き立てた。

「…っ!」
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