最強男子に溺愛され中です!





『お、どーも』


一番上に行くと笑顔の男が一人でいた。




『………』



俺は話す気力もなくて、

無視したまま男の横を通り過ぎた。



誰なんだ、こいつ。




『ねー、君、名前なんて言うの?』



うるせぇな…。



『喋んな』


冷たくいい放った。



つもりだった。




『じゃあ俺が勝手にあだ名つけちゃうよ?』



なんなんだよ…。



『勝手にしろ』



と言いつつも無視したから、

無視マンとかつけられんのかなと思った。




『えー、じゃあねー、んー、

俺さ最初見た時、髪の毛綺麗だなって思ったから、カミくんでもいーい?』




ぷっ



予想外の案に吹き出しそうになる。



< 43 / 57 >

この作品をシェア

pagetop