最強男子に溺愛され中です!
俺は無視して、屋上を出た。


あ、名前、聞き忘れてたな…。



なら、名前を聞き忘れていたから来たっていう、口実ならどうだろうか。




なんて、会いに行きてぇと言ってるようなもんじゃねぇかよ。





俺、だっせぇ…。









なんて思いながら、教室へと戻った。

 




そんなこんなで、オトモダチってやつになったわけ。









「…湊!どうしたんや?

ボーッとしてんねん」




礼央に話しかけられて我に帰る。





「いや何でもねぇ。

それより、礼央、おまえ今日も授業受けてねぇんだろ?」



礼央は高三だけど、幼なじみでもある。



だから、敬語を使ってない。





「あ?

あんなん、受けなくていいやろ。

つまんなすぎや!」




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