冷徹王子の甘い笑顔
今日も多分、部活が終わって家に帰ったら筋トレメニューだろうな、と窓の外を見ながら考えていると
『キャー!!!』
廊下から女子生徒の黄色い声が聞こえた。
「あ、来たね」
「そうみたいだね」
咲羅と顔を見合わせながら教室の入り口に視線を移す。
ガラッ
教室のドアが開いたと同時に教室に入ってきた男子生徒。
キリっとした目に高い鼻筋、薄い唇。
綺麗にセットされた短い髪。
スラっとしているのに程よく筋肉がついているのが制服を着ていてもわかる。
「皇坂くん!おはよう!」
「おはよう、皇坂くん!」
クラスの女子生徒が挨拶をしても見向きもせずに自分の席に座り、
イヤフォンを両耳に挿したまま難しそうな本を読み始めていた。
「今日も一段とクールだね」
咲羅がボソッと呟く。
「そうだね」
チラッと皇坂くんを見るが目が合うことはなく、
冷たい表情のままだった。
『キャー!!!』
廊下から女子生徒の黄色い声が聞こえた。
「あ、来たね」
「そうみたいだね」
咲羅と顔を見合わせながら教室の入り口に視線を移す。
ガラッ
教室のドアが開いたと同時に教室に入ってきた男子生徒。
キリっとした目に高い鼻筋、薄い唇。
綺麗にセットされた短い髪。
スラっとしているのに程よく筋肉がついているのが制服を着ていてもわかる。
「皇坂くん!おはよう!」
「おはよう、皇坂くん!」
クラスの女子生徒が挨拶をしても見向きもせずに自分の席に座り、
イヤフォンを両耳に挿したまま難しそうな本を読み始めていた。
「今日も一段とクールだね」
咲羅がボソッと呟く。
「そうだね」
チラッと皇坂くんを見るが目が合うことはなく、
冷たい表情のままだった。