冷徹王子の甘い笑顔
「元々、運動なんてほとんどしていなかったから入部当初は家に帰ってきたら
体調を崩して何度も吐いたりしてた。
でも、燈真は「頑張りたい」の一心でひたすら練習に取り組んでた。
1年生の夏過ぎたあたりからかな、体調を崩すことがなくなって少しずつだけど逞しくなって
大きくなったなぁって思ったんだよね」
また涙が溢れそうになる。
グッと堪えた。
「去年の冬ごろに燈真が家族の前で宣言したの。
【俺、絶対来年は大会に出場するから!】って。
叶うといいなって思ってたけど心のどこかでは難しいかもって思ってた」
そこまで話すと
堪えていた涙が溢れた。
「でも、燈真は叶えた。大会に出場してシュートをたくさん決めた。
有言実行だよ?すごくない?格好良すぎだよ」
涙が次から次へと流れ落ちる。
「私、絶対今日のこと忘れないと思う。
死ぬまで絶対に忘れない・・・っ」
流れていた涙を拭っているとふわっと何かに包まれた。
「え・・・」
皇坂くんに抱き締められているのに気付くのにさほど時間はかからなかった。
「え、あ、えっと」
突然のことにパニックになりながらも
なんとか言葉を続けようとする。
体調を崩して何度も吐いたりしてた。
でも、燈真は「頑張りたい」の一心でひたすら練習に取り組んでた。
1年生の夏過ぎたあたりからかな、体調を崩すことがなくなって少しずつだけど逞しくなって
大きくなったなぁって思ったんだよね」
また涙が溢れそうになる。
グッと堪えた。
「去年の冬ごろに燈真が家族の前で宣言したの。
【俺、絶対来年は大会に出場するから!】って。
叶うといいなって思ってたけど心のどこかでは難しいかもって思ってた」
そこまで話すと
堪えていた涙が溢れた。
「でも、燈真は叶えた。大会に出場してシュートをたくさん決めた。
有言実行だよ?すごくない?格好良すぎだよ」
涙が次から次へと流れ落ちる。
「私、絶対今日のこと忘れないと思う。
死ぬまで絶対に忘れない・・・っ」
流れていた涙を拭っているとふわっと何かに包まれた。
「え・・・」
皇坂くんに抱き締められているのに気付くのにさほど時間はかからなかった。
「え、あ、えっと」
突然のことにパニックになりながらも
なんとか言葉を続けようとする。