冷徹王子の甘い笑顔
「大好きだよ」

「っ///」

突然の告白に顔が真っ赤になる。

「かわいい」

頭を優しく撫でられ、
その手は頬に添えられる。

皇坂くんの顔が少しずつ近付いてくる。
自然と目を瞑った。

ちゅっと触れるだけのキス。

おでこ、頬。

そこで目を開けると

「///」

とびっきり甘い笑顔をした皇坂くんがいた。

「俺、好きになったら溺愛するタイプだから覚悟しててね」

その言葉の後に、
ちゅっと唇にキスをおとす。

唇が離れたとき、皇坂くんがまた私をふわっと優しく抱き締める。

「皇坂くん、私も大好き」

その言葉はしっかりと届いていた。



これからもこの先もずっと一緒にいたいと思った人。
冷徹王子と呼ばれていたけど、今の私にとっては極上に甘い王子様。

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