キスの数
結局残されたのは
あたしと龍雅君。

男と2人になれていない
あたしはドキドキしていた。

「ねぇ!!どっか見よっか」
「うん。」
ただ一言だけ言葉が
返ってきた。

何を話していいかわからず
ただ動物園をグルグルと
していた。

「ねぇ、こいつお前に
似てね?」
「えぇ-!!アライグマ!?」
「なんか惚けた顔が
ソックリだし。」

龍雅君がそう言って
笑った。
こんなにもドキドキして
いるのはなぜだろ。

「龍雅君酷いしー。」

やと笑いあえた。

それが嬉しくてたまら
なかった。
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