予定変更。

私達は結構人通りの
多い、場所を
歩いていた。

突然、赤山が口を開いた。

「周りから見たら俺達
100%だね」

「そーかな」

なんかすっごい緊張してます...

「手繋ぐ?」

「イヤだよ!
絶対っ」

「わかった
わかった」

「……。」

「明日創立記念日ぢゃんかあ?
俺ん家こない?」

「家って!
ば、ばかぢゃないの?!」

「何にもしねぇよ
お前エロいなー」

赤山は笑いながら言った。
私がしばらく黙っていると。

「いいから!
来い
ぢゃーな」

「ちょ待って」

彼は軽くスキップしながら
まん前にあるマンションに
入っていった。

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