きみに恋した数ヶ月。〜君にさようならをする時〜

君が好きだから

メッセージアプリを開くと、美南と空翔から沢山のメッセージが会った。

空翔
空 【おーい、大丈夫か?
   今日、休みだったけど】


愛 【大丈夫だよ。何か病気のせいで1週間来れなくなっちゃった】


空 【そうか。お大事に。待ってるから】


そう言って、空翔との会話が終わり、美南にも同じように返信をした。


はあ、暇すぎる。


とにかく、スマホをいじくりまくっていたら夕方になっていた。


「愛」

え?振り返ると、空翔がいた。


「く、空翔?」

「うん」


「どうして?」


「入院だって聞いたからさ」


「え、でも…。何で病院名が?」


「この辺に脳神経外科なんて1つしか無い」



驚いた。まさか、空翔がお見舞いに来てくれるなんて。


嬉しかった。


「来週、どこか行く?」



「行きたい!」


話し合いの結果、行き先は、遊園地になった。


1週間後が待ち遠しい。

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