きみに恋した数ヶ月。〜君にさようならをする時〜
空翔side
愛には、いつかはバレるだろうと思っていた。でも、こんなにもはやく話すことになるとは思わなかった。
「あぁ。大切な人を失って、俺は感情を感じなくなった」
初めて言ったこの言葉。
「そ、そう。大切な人を…。誰か聞いても大、丈夫?」
愛にしては歯切れが悪い。もしかして、俺を心配しているのか…?こんな、俺を?
でも、いずれ愛にはわかってもらうつもりだった。
「俺が大好きだった人」
「っ!!」
俺がそう答えると、愛は大急ぎでお弁当を片付け屋上から飛び出した。「愛っ!」と声をかける時間すらも無かった。
愛には、いつかはバレるだろうと思っていた。でも、こんなにもはやく話すことになるとは思わなかった。
「あぁ。大切な人を失って、俺は感情を感じなくなった」
初めて言ったこの言葉。
「そ、そう。大切な人を…。誰か聞いても大、丈夫?」
愛にしては歯切れが悪い。もしかして、俺を心配しているのか…?こんな、俺を?
でも、いずれ愛にはわかってもらうつもりだった。
「俺が大好きだった人」
「っ!!」
俺がそう答えると、愛は大急ぎでお弁当を片付け屋上から飛び出した。「愛っ!」と声をかける時間すらも無かった。