僕は彼女に絆されている
「え!?ノコ!!?」
華乃子の声に、弾かれるように起き上がった琉夏。
「あ…」
「ノコ!?どうしたの!?」
「だ、大丈夫です!!」
「暗くて見えないな…
ちょっと待ってね!電気つけるから!」
「え!?」
(電気!?)
バスタオル一枚なだけでも恥ずかしい格好なのに、今は転んでバスタオルがはだけている。
「ダメーーー!!!
琉夏くんやめて!!」
「は?
何言ってるの…!?
とにかく、つけるからね」
琉夏が電気をつける。
すると……
「え…//////ノ、コ…/////」
「み、見ないでください!!」
慌ててバスタオルで身体を隠す。
あまりの失態に、華乃子は泣きそうになっていた。
(絶対、幻滅された……
最悪……)
琉夏は、また煽られそうなのを必死に理性で抑え、頭を横に振る。
そして華乃子の元へ行く。
「ノコ、怪我は?ない?」
「え……」
「コケたでしょ?足、見せて?」
「え?え?
幻滅、してないんですか…?」
「は?幻滅?」
「こんな失態…
バスタオル一枚で部屋にいるなんて、最悪ですよね……
すみません!
言い訳させてもらえるなら…
目が覚めて、毎度のことですが何も覚えてなくて、とりあえず頭を冷やそうと露天風呂に入ったら、のぼせちゃって…
琉夏くん寝てるしという甘い考えでバスタオル一枚で部屋に出てきて…
もう二度と、こんな失態を犯しませんので!!
あ、あの……
き、嫌いに…ならないで……?」
「ノコ」
「は、はい!」
「なんか勘違いしてるみたいだけど」
「え?」
「僕は幻滅なんかしてないよ?
その逆というか……」
「へ?逆?
逆とは?」
「あ、そ、それは置いといて!
とにかく、幻滅してないし、嫌いにならないし、ノコのこと大好きだよ!」
「ほ、ほんとですか!?
よ、良かったぁ……」
「とりあえず、浴衣着ないと!
あと、怪我してないか見せて?」
幸い、少し畳で擦っただけで大したことなく…
二人は、布団に入った。
「…………でも、ノコは可愛いな!」
「へ?」
不意に言った琉夏の言葉に、目をパチパチさせる華乃子。
「恥ずかしがったり、自己嫌悪に陥ったり…」
「親しき仲にも礼儀あり!です!」
「え?」
華乃子の声に、弾かれるように起き上がった琉夏。
「あ…」
「ノコ!?どうしたの!?」
「だ、大丈夫です!!」
「暗くて見えないな…
ちょっと待ってね!電気つけるから!」
「え!?」
(電気!?)
バスタオル一枚なだけでも恥ずかしい格好なのに、今は転んでバスタオルがはだけている。
「ダメーーー!!!
琉夏くんやめて!!」
「は?
何言ってるの…!?
とにかく、つけるからね」
琉夏が電気をつける。
すると……
「え…//////ノ、コ…/////」
「み、見ないでください!!」
慌ててバスタオルで身体を隠す。
あまりの失態に、華乃子は泣きそうになっていた。
(絶対、幻滅された……
最悪……)
琉夏は、また煽られそうなのを必死に理性で抑え、頭を横に振る。
そして華乃子の元へ行く。
「ノコ、怪我は?ない?」
「え……」
「コケたでしょ?足、見せて?」
「え?え?
幻滅、してないんですか…?」
「は?幻滅?」
「こんな失態…
バスタオル一枚で部屋にいるなんて、最悪ですよね……
すみません!
言い訳させてもらえるなら…
目が覚めて、毎度のことですが何も覚えてなくて、とりあえず頭を冷やそうと露天風呂に入ったら、のぼせちゃって…
琉夏くん寝てるしという甘い考えでバスタオル一枚で部屋に出てきて…
もう二度と、こんな失態を犯しませんので!!
あ、あの……
き、嫌いに…ならないで……?」
「ノコ」
「は、はい!」
「なんか勘違いしてるみたいだけど」
「え?」
「僕は幻滅なんかしてないよ?
その逆というか……」
「へ?逆?
逆とは?」
「あ、そ、それは置いといて!
とにかく、幻滅してないし、嫌いにならないし、ノコのこと大好きだよ!」
「ほ、ほんとですか!?
よ、良かったぁ……」
「とりあえず、浴衣着ないと!
あと、怪我してないか見せて?」
幸い、少し畳で擦っただけで大したことなく…
二人は、布団に入った。
「…………でも、ノコは可愛いな!」
「へ?」
不意に言った琉夏の言葉に、目をパチパチさせる華乃子。
「恥ずかしがったり、自己嫌悪に陥ったり…」
「親しき仲にも礼儀あり!です!」
「え?」