僕は彼女に絆されている
琉夏と華乃子の、夫婦としての朝。

後ろから抱き締められて眠っていた華乃子。
スマホのアラームで、眠い目をこすり起き上がる。

琉夏の綺麗な寝顔に見惚れ、スマホを構えた。

カシャッとシャッター音がして、琉夏の寝顔を撮った。

「ノコ」

でもやっぱり琉夏にバレていて、目を開けた琉夏に睨まれる。

「あ…」

「何度も言うように!」

「「ツーショット!!」」
「………ですよね?(笑)
ごめんなさい(笑)」

声をハモらせて、クスクス笑う華乃子。

「フフ…!
はい、撮ろ?」
琉夏も微笑み、スマホを取った。

華乃子が更に満面の笑みで微笑む。


「はい、撮るよ〜
3、2…1!」

また一つ、ツーショットが追加された。


仲良く朝食を食べ、互いに仕事をして、また仲良く過ごす。

華乃子の両親のように、二人はいつまでも仲良くラブラブだ。





僕の彼女は、いつも屈託なく笑う天使のような人。

容姿がどうのってみんな言うけど、彼女の魅力は僕だけが知っている。

素朴だけど、ピュアで優しくて穏やかな女性。

料理は美味いし、酔うととっても可愛くなる。

まぁ、少しエロいのが玉に瑕だけど……(笑)


でも、僕は大好きだ。

嫉妬することは多いし、束縛もしちゃう僕だけど……

そんな僕をノコは、優しく包み込んでくれる。



これからもきっと“僕の方が”絆されていくんだろうなぁ〜





これは……

僕の天敵・向井 町でも描けない、僕とノコのほのぼの・ラブラブの日常の話。









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