猫の初恋
プロローグ
知らなかった、キミがそんな風に優しく笑うなんて。

「おまえ震えてる?」

「怖がらなくても大丈夫だ、俺が守ってやるからな」

「うちに来るか?」
 
「おまえほんとに可愛いよな」

「フニァァン」

こんな私でもキミに恋してもいいですか?

本当の私を知ったらキミは……。
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