猫の初恋
「このシュシュ、すずちゃんにあげる」
「えっ、いいの?」
「うん、すずちゃんをイメージして作ったの」
花音ちゃんは、はにかんだように笑う。
「手作り?」
よく見るとそのシュシュは毛糸で編み込まれていて、私には勿体無いくらい可愛らしい。
「あ……」
すごく嬉しくてすぐには言葉がでてこない。
ドキドキと胸が鳴っている。
人からこんな心のこもったプレゼントを貰うのが初めてだったから感動してるんだ。
「思ったとおり、この色すずちゃんに似合うっ」
「うっ、あ、あの、ありがとう」
いっぱい感謝しているのに、恥ずかしく
て消えいりそうな声しかでない。
うまく伝えられなくてもどかしい。
ありがとうって言葉だけじゃ足りないよ。
だけど、花音ちゃんはうんうんって満足そうに私の肩をポンポンする。
ほんとに、凄く包容力があって優しいんだ。
「花音ー、こっちきてよ」
「えっ、いいの?」
「うん、すずちゃんをイメージして作ったの」
花音ちゃんは、はにかんだように笑う。
「手作り?」
よく見るとそのシュシュは毛糸で編み込まれていて、私には勿体無いくらい可愛らしい。
「あ……」
すごく嬉しくてすぐには言葉がでてこない。
ドキドキと胸が鳴っている。
人からこんな心のこもったプレゼントを貰うのが初めてだったから感動してるんだ。
「思ったとおり、この色すずちゃんに似合うっ」
「うっ、あ、あの、ありがとう」
いっぱい感謝しているのに、恥ずかしく
て消えいりそうな声しかでない。
うまく伝えられなくてもどかしい。
ありがとうって言葉だけじゃ足りないよ。
だけど、花音ちゃんはうんうんって満足そうに私の肩をポンポンする。
ほんとに、凄く包容力があって優しいんだ。
「花音ー、こっちきてよ」