糖度98%楽観的恋愛
プロローグ
高校生っていう多感で大事な時期を
その人に全部捧げてきた
私ならきっともっと普通の恋愛が
できたんだと思うし、そっちの方が向いていた
だけど私は凄く捻くれていたから、
もう一度やり直せてもあの人と過ごすと思う
――あの日と同じ桜並木の桜が散り始めている
今もまだあの時の返事を待ち続けてること、
あの人には言ってない
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