不屈の機動隊員と始めるあまから新婚生活〜この愛、刺激的です!〜
「私も太陽さんをもっとそばに感じたいです」
「本当にいいのか?」
コクンとうなずいたのを確認すると、鳴海は真綾を抱き上げベッドに横たえた。
真綾の上にまたがりTシャツを脱いだら、引き締まった身体が露わになる。
惚れ惚れするほど見事な肉体には、ところどころ訓練で出来たと思しき傷跡があちこちにあった。
命がけで安全を守ってきた勲章のようだ。
知らず知らずのうちに、ほうっと感嘆のため息を漏れ出る。
鳴海は真綾が着ていた服を、一枚一枚丁寧に脱がせていった。
「好きだ、真綾。ずっとこうして触れたかった」
火傷しそうなほど熱い指先で、身体中をなぞられ、真綾ははしたないほどに喘いだ。
一糸まとわぬ身体で抱き合えば、冷え切った身体が温められていく。
涙が出そうなくらい幸せだ。
「真綾」
先ほどまで雷に怯えていたのに、もう彼のことしか考えられない。
真綾は鳴海にぎゅっとしがみつき、すべてを委ねた。
「好きだ。愛してる」
「私も」
互いに思いの丈を伝え合い、手に手を取り合い高みに上り詰めていく。
熱い昂りを受け止め鳴海とひとつになった真綾は、本当の夫婦になれた喜びをひたすら噛み締めていた。