春、光の中で私は咲く。

日々

「おっはよぅ〜わあぁ」

この声を聞くってことは今日は土曜日。

謎の答え合わせをして

私は体を起こす。

「渚さん〜またですか〜」

渚が驚いた理由はきっとこれだ。

私の担当医の四ノ宮さんがいつものゆったりした口調で不破 渚(ふは なぎさ)に話しかけた。

「またですけど、、、ってえ?あーもしかしてこれからご飯?」

「そのもしかしてです〜」

そう言いながら四ノ宮さんは私のテーブルを吹いてお盆を置いてくれた。

「あ、ありがとうございます」

「いえいえ〜」

いつもの笑顔で返してくれる。

安心の笑顔で。

「じゃ、後はお二人で〜」

ぱたってしまったドア。

二人で顔を見合わせる。

また、今日が始まる。

「さ、朝ご飯食べましょ」

もう食べたと言っている渚の隣で

私は味の薄い魚と味噌汁とか

和風の朝食を食べた。

朝日はとっくのとうに

昇りきってて

時計を見ると

10時を回っていた。
< 2 / 2 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop