俺様先生は私の旦那様
「ところで、どうして私ここで寝てたの…」

「俺が連れてきた」


平然と俺が連れてきたって言うけど、勝手に部屋に入ったってことだよね?

ってか、ぇぇえええええ!

抱っこされたってこと…?


む、むむむむ、


「むりー!なんでー!!!!」

「うるさい」


うるさくてすいませんねー

勝手に入ってきて抱っこする志都が悪い!!!


「志都なんか嫌い!!!!!」


叫んでから部屋を出た。

もう有り得なさすぎるよ…


__________


あれから私は朝ご飯の準備をした。

もちろん、志都の分はあるわけない。


「俺のは?」

「…………あるわけない」


怒らせといてご飯あると思わないでほしいな。


「機嫌なおせって」

「別に機嫌悪くないし」

「どこがだよ」


まぁ、機嫌悪いですけど。

別に志都には関係ないはずだよね。


なんで、そんなに気にするんだろ?


「あー、うるさいなぁ。これ食べれば?」


しつこくて疲れた私は、自分の朝ご飯を志都にあげて

私は制服に着替えて家を出た。
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