秘密の好き、先生との約束
第2章

夏休み明けの関係

私はあの後も何度か電話をしたし…先生が楽しそうに話をしてくれるから、嬉しいって素直に思えるようになった。

「…夏休みは明けたけど、暑いなぁ」

9月最初の登校日、まだ暑いそんな日に制服着て学校に向かう。
自転車で学校に着くと、校門で日高先生がみんなに挨拶してた。それと、先生は制服チェックしてる
休み明けはよくやってるやつだ。

「おはよう〜あ、お前スカート短ぇな……ほかの先生に言われるから戻しとけよー」

私が校門に近づくと聞こえる先生の声
先生はみんなに会えたのか嬉しいのか笑いながらやってる。

「お、斎藤〜おはよう」

「おはようございます。」

「お前は〜大丈夫だな。皆休み明けで気崩し方おかしいんだよ何人に言ったかわかんねぇ」

「私もですけど。女子はもう少し短いのが好きなんじゃないですかね」

「そーいうもんなのか、校則だと長く感じるんだなぁ注意する俺は恨まれ役かな」

他の人にも声掛けてるとこを見たり、聞いたりしつつ私は教室へと向かった
遥に久しぶりだね〜って話をして

「ほんとだよ、会えなくて話できないし」

「割と電話もメッセージもやり取りしてたけどね」

「それはしてたけど。今日朝から先生見てよかったね」

その言葉に……あ、色々進んでること何も言えてないって遥にはちゃんと話したいって思うけど、どう言っていいか分からなくて……

「なんかあったね、その顔は。なーにー私に会えない間で進展してるとか聞いてないよ〜」

遥に、私はどこまで話そうか考えてた。でも先生にメッセージカード貰った話はしようと思う。帰りに話そって言って自分の席についた。
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