秘密の好き、先生との約束
「先生〜どうされたんですか?」

「ちょっと、な。」

先生は、遥の方見てどうしようかなって顔してる。
私は遥は大丈夫ですよ。ってそう伝えたら

「気にするとこそじゃねぇよな……。」

「……驚きましたよ。まだ廊下にもいるのに」

「話がしたかったんだよ、どこに呼ぼうとか何も考えてなかった」

「そーですか。」

先生がいるのに気づいたのか、他の生徒が先生の事呼んでる。先生はもう少し話してたかったけど、なんて小さく言ったのが聞こえたけど

「そっち行くよ、待って」

ごめんな、って私に向けて言うと先生は他の生徒のところに。嫌だけど学校でそんなこと言えないから
仕方ないこと。

「美羽、一緒に帰ろうか。」

「そうだね。次は文化祭かぁ……準備頑張らないと。」

遥と2人で帰る、その中でもクラスの話になる。
文化祭の準備くらいみんながちゃんと手伝ってくれないとだよねって。

「何とかなるよ。先生が居ればみんなもいてくれるだろうし」

「美羽任せのところ多くて私は腹立つだけどね」

「遥も手伝ってくれるし気にしてないよ。」

買い物や、手配は他の人がやってるからあんまり気にしてないのが現状。
体育祭終わって、日常が来つつ次は文化祭の準備……頑張りますか。先生が体育祭のように喜んでくれるなら頑張ろうって本当に思う。
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