パパに会いたいだけなのに!
「ほら、やっぱり女の子はダメだって」
理澄くんの言葉に首を横に振る。
ここでマネージャーの話が無しになるのは困るんだから!
「こ、こういうの! アイドルじゃなくたって慣れてないだけですから! 別に拓斗さんだからってわけじゃ」
わたしが言った瞬間、一瞬拓斗くんの目が鋭く光った気がした。
「へえ、そうなんだ。誰にでも赤くなるのか」
「え? いえ、その言い方はなんかちが——」
わたしが言いかけた瞬間、拓斗くんがわたしのてのひらに「ちゅっ」ってキスをした。
「え!? な、なにするんですか!」
一瞬で顔がカァッと熱くなる。
「これからよろしくな、果音」
真っ赤になったわたしを「クックッ」って笑いながら、拓斗くんは手をはなした。
本当に男の子に触れられるのには慣れてないけど、そんなこと抜きにしたってイケメンアイドルの破壊力ってすごい……心臓がドキドキしっぱなし。
ショーンに会うためって安うけあいしちゃったけど、フィリックのマネージャーなんて大丈夫なのかな、わたし。
パパに会いたいだけなのに……!!
理澄くんの言葉に首を横に振る。
ここでマネージャーの話が無しになるのは困るんだから!
「こ、こういうの! アイドルじゃなくたって慣れてないだけですから! 別に拓斗さんだからってわけじゃ」
わたしが言った瞬間、一瞬拓斗くんの目が鋭く光った気がした。
「へえ、そうなんだ。誰にでも赤くなるのか」
「え? いえ、その言い方はなんかちが——」
わたしが言いかけた瞬間、拓斗くんがわたしのてのひらに「ちゅっ」ってキスをした。
「え!? な、なにするんですか!」
一瞬で顔がカァッと熱くなる。
「これからよろしくな、果音」
真っ赤になったわたしを「クックッ」って笑いながら、拓斗くんは手をはなした。
本当に男の子に触れられるのには慣れてないけど、そんなこと抜きにしたってイケメンアイドルの破壊力ってすごい……心臓がドキドキしっぱなし。
ショーンに会うためって安うけあいしちゃったけど、フィリックのマネージャーなんて大丈夫なのかな、わたし。
パパに会いたいだけなのに……!!