久遠の花~blood rose~【完】
第3章 空言記憶 ―Memorry of previous life ―
予想外の事態が起きた。
今世での私と言う記憶が消え、始まりに戻ろうとしていた。
この器で――果たしてどこまで。
迷っている暇はない。
まだ彼らが居るのであれば、力を貸してもらえばいい。
けれど…消えるための力を、彼らは貸してくれるだろうか?
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第3章 空言記憶 ―Memorry of previous life ―