天使と悪魔の学園へ、ようこそ! ~男装地味子の絶対バレてはいけないヒミツ♥~
「そ、そんなことないです。嬉しいです。私、雫って言います。」
頭を左右に振って、彼女が言う。
なんて良い子なんだろう。最初から下の名前を教えてくれるなんて、友達になってもいいですよ、と言ってくれてるようなものじゃないか。
「俺、白鳥 雪です。よろしくお願いします」
瞳をぱぁああっと輝かせそうになるのをぐっと我慢して、私も自分の名前を言った。
「知ってます。雪くん、いつも生徒会の中心にいるから」
「そう、ですよね」
やっぱり知ってますよね。バケモノとか思われてるのかな。
どよーんとする気持ちを抑えながら、私はオリエンテーションのしおりを開いた。
「あ、でも、私は気にしてないから……」
手をもじもじとさせながら雫ちゃんは言った。
ほんとなんていい子なんだろう。さすが、天使だ。
彼女となら二泊三日のこの合宿を平和に楽しく過ごせそう、と思った。
頭を左右に振って、彼女が言う。
なんて良い子なんだろう。最初から下の名前を教えてくれるなんて、友達になってもいいですよ、と言ってくれてるようなものじゃないか。
「俺、白鳥 雪です。よろしくお願いします」
瞳をぱぁああっと輝かせそうになるのをぐっと我慢して、私も自分の名前を言った。
「知ってます。雪くん、いつも生徒会の中心にいるから」
「そう、ですよね」
やっぱり知ってますよね。バケモノとか思われてるのかな。
どよーんとする気持ちを抑えながら、私はオリエンテーションのしおりを開いた。
「あ、でも、私は気にしてないから……」
手をもじもじとさせながら雫ちゃんは言った。
ほんとなんていい子なんだろう。さすが、天使だ。
彼女となら二泊三日のこの合宿を平和に楽しく過ごせそう、と思った。