日当たりのいいお隣さん
美月「……なんだよ、その顔」

瑠姫「いや……びっくりしてる。嫌じゃなかったから」

美月「ははっ、一応彼氏だからな」

瑠姫「今まで付き合った人はなんか嫌でさ……どんなイケメンでも」

美月「そうか?」
  (そうやってまた期待させて……)

瑠姫「ふふっ、不思議だなぁ、みーくんのこと、なんだか気になってきちゃった」

美月「ち、近い」

瑠姫「いーでしょ?彼女なんだから。私、紹介行ってもいいよっ」

美月「……マジ?」

瑠姫「まじ!その代わりみーくんも来てね」

美月「わかった」


◯放課後・瑠姫の家


瑠姫「……ごめんみーくん」

美月「何?」

瑠姫「着れる服がない……」

美月「はぁっ?こんだけクローゼットにあるだろ」

瑠姫「だめだめ、女の子はその時着たい服がないと着れるものないんだから」

美月「なんだよそれ……」


はぁとため息をこぼす。


美月「わかった、買ってやる」

瑠姫「えっ、悪いよ」

美月「いや流れ的にそうなるだろ」

瑠姫「あー……言われてみれば確かに。ごめんね、でもさすがにあるもの着るから」

美月「……?そうか」

瑠姫「うん、ちょっと待ってね、着替えてくる!」


◇数分後


瑠姫「どう?似合う?」


白いシンプルなワンピースを完璧に着こなす瑠姫。

美月「ああ、似合ってる」

瑠姫「よかった!じゃあこれで行く〜」



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