日当たりのいいお隣さん
瑠姫「みーくんはそんなラフな感じでいいの?」
美月「うん」
瑠姫「……その顔……当ててあげる、親嫌いでしょ?」
美月「はっ、そうだな」
瑠姫「なんかあったの?話聞いてあげようか」
美月「いや、いいんだ」
瑠姫「そっか。じゃあまずはキミの家に行こうね。嫌なことは先に終わらせよう」
美月「……ああ」
○美月の実家・玄関
美月の母「あなたが美月の彼女さんね」
瑠姫「はい、幸村瑠姫と申します。お口に合うかはわかりませんがお受け取りください」
美月の母「まぁ!この和菓子超人気で予約殺到のものじゃないですか!よく手に入れましたね」
美月(め、珍しく瑠姫が礼儀正しい)
瑠姫のことを横目でチラチラ覗く美月。
美月の父「まぁまぁ、上がっておくれ」
瑠姫「お邪魔します」
(本当広いお屋敷だなぁ……)
○客室
美月の母「早速だけど聞きたいことがあるの」
瑠姫「はい」
美月の母「あなた、本気で美月を愛しているの?」
瑠姫「……」
美月のことを見つめる瑠姫。
美月(お、俺に何を求めてるんだ……!?)
瑠姫「……はい、最初美月さんに好きだと言われた時は驚きました。だけどそれと同時に、優しい声で、やわい表情で私に微笑みかけてくれた彼に惚れてしまいました」
瑠姫「なので……今は私の方が好きです」
(※ソファの)隣に座っている美月の腕にぎゅっと抱きつく。
美月の母「じゃあ、美月と結婚できる?」
瑠姫「それは——まだわかりません」
美月の母「……そう。でももう手遅れよ」
瑠姫「……?といいますと……」
美月の母「黒瀬に生まれてくる男子は、生涯で1人の女性しか愛せないの」
瑠姫「……えっ」
ポカンとする瑠姫に、そっぽ向く美月。
美月「うん」
瑠姫「……その顔……当ててあげる、親嫌いでしょ?」
美月「はっ、そうだな」
瑠姫「なんかあったの?話聞いてあげようか」
美月「いや、いいんだ」
瑠姫「そっか。じゃあまずはキミの家に行こうね。嫌なことは先に終わらせよう」
美月「……ああ」
○美月の実家・玄関
美月の母「あなたが美月の彼女さんね」
瑠姫「はい、幸村瑠姫と申します。お口に合うかはわかりませんがお受け取りください」
美月の母「まぁ!この和菓子超人気で予約殺到のものじゃないですか!よく手に入れましたね」
美月(め、珍しく瑠姫が礼儀正しい)
瑠姫のことを横目でチラチラ覗く美月。
美月の父「まぁまぁ、上がっておくれ」
瑠姫「お邪魔します」
(本当広いお屋敷だなぁ……)
○客室
美月の母「早速だけど聞きたいことがあるの」
瑠姫「はい」
美月の母「あなた、本気で美月を愛しているの?」
瑠姫「……」
美月のことを見つめる瑠姫。
美月(お、俺に何を求めてるんだ……!?)
瑠姫「……はい、最初美月さんに好きだと言われた時は驚きました。だけどそれと同時に、優しい声で、やわい表情で私に微笑みかけてくれた彼に惚れてしまいました」
瑠姫「なので……今は私の方が好きです」
(※ソファの)隣に座っている美月の腕にぎゅっと抱きつく。
美月の母「じゃあ、美月と結婚できる?」
瑠姫「それは——まだわかりません」
美月の母「……そう。でももう手遅れよ」
瑠姫「……?といいますと……」
美月の母「黒瀬に生まれてくる男子は、生涯で1人の女性しか愛せないの」
瑠姫「……えっ」
ポカンとする瑠姫に、そっぽ向く美月。