日当たりのいいお隣さん
美月のスマホに電話がかかってくる。

美月「……わかった」

瑠姫「なんだった?」

美月「婚約……する方向に持って行きたいって母さんが」

瑠姫「……えっ?」

美月「俺たち、婚約するかもしれない」

瑠姫「う、嘘!?」

美月「そんな驚くことじゃないだろ」

瑠姫「そ、そうかもしれないけどさぁ……私、覚悟できてないよ」

美月「いいだろ、ズボラな姿見ても俺引かなかったんだから。運命としか思えなくない?」

瑠姫「た、確かに……?でも、私本当にキミのこと好きかわかんないよ」

美月「だからこれから好きにさせるって」

瑠姫「うん……」

美月「じゃあ、こうしよう。1ヶ月以内に好きにさせられたら、婚約しないか?」

瑠姫「う、うーん……」

美月「まぁもう拒否権はないから」

瑠姫「えっ?えええ!?」


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