日当たりのいいお隣さん
◯学校・教室
◇次の日


梨々香「ねぇ瑠姫!彼氏できたってほんと!?」

瑠姫「うん?早いね噂」


長髪をお団子にまとめて、元気な雰囲気をした梨々香がそう言う。

愛菜「そりゃそうだよっだって相手はあの黒瀬くんでしょ?お金持ちでイケメンで、でも彼女作らないってう・わ・さ・の!」

ミディアムヘアでふわふわした雰囲気の愛菜。


瑠姫「えっ、黒瀬くんってそんな噂あるの?」

梨々香「名前呼びでもない……アンタまさか!!また適当に男と付き合ったの!?」

瑠姫「て、適当って……!ちゃんと私のこと好きだったよ黒瀬くん!」

梨々香「だーから!そういうことじゃないでしょ!」

瑠姫「ええ……よくわかんないけどよくない?おはよっ、黒瀬くん」


教室に入ってきた黒瀬の腕をぎゅっと掴んだ瑠姫。


瑠姫「ほら黒瀬くん私のこと大好きじゃん」


顔をぶわっと真っ赤にした美月を見てみんなが目を丸くする。


モブ男「あ、あの黒瀬が!!」

モブ男2「幸村さんとくっついて赤面してる!?」


美月「……幸村さん」

瑠姫「ん?」

美月「それは、ずるい」


顔を真っ赤にしながらこちらを見下ろしてくる。

瑠姫「……?」


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