日当たりのいいお隣さん
美月「……そう言うの、やめろよ」

萌 そんな私の前に現れた、王子さま。それが美月くんだった

美月「見ててムカつく。お前もお前で、なんか言えよ」

萌 学校の中でも怖がられていた美月くんに怯えて、みんなどこかへ行ってしまった


萌「あ、あの!!」

美月「……」

萌「待って!!私と付き合って!」

美月「……俺、好きな人いるから」

萌「んなっ!!」


○回想終了


萌 あっけなく終わってしまった私の初恋


高校で再会を果たした今——-


萌(絶対に私のものしてやるんだから!!)

瑠姫「……そっかぁ、でも私の勝ちだね」

萌「えっ」

瑠姫「私は、みーくんの両親とも知り合いだし……パンツの色、黒子の位置まで知ってるよ?」

萌「ん、んななっ!!」

瑠姫「あとはねぇ、みーくんがどんな女の子の身体つきが好みとか……全部、ぜーんぶ知ってる」

萌「っ……!!」

萌「でも、アンタより私の方が好き!!知ってる数が多いからって、比べたりしても意味ないわよ!!」

瑠姫「んー、でも私の方が好きだと思うなぁ」

瑠姫「だって、みーくん今も私のことばっか見てるし」

萌「はっ……!?」

美月「……なんで気づいてたんだよ」

瑠姫「いやいや、逆にあんなガン見で気づかない方がすごいでしょ」



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