日当たりのいいお隣さん
美月「ねぇ瑠姫、我慢するからキスしていい?」

瑠姫「我慢しなくていいよって言ったら?」

美月「……ずるい」


深めのキスする。



○瑠姫の部屋

◇次の日の朝


瑠姫「おはよ、みーくん」

まだ寝ている美月にそっとキスをした瑠姫。


瑠姫(みーくんって意外と朝に弱いんだよねぇ)


◇20分後


美月「おはよー……るぎ……」

瑠姫「おはよ、みーくん」


ベッドから起き上がって瑠姫にぎゅっと抱きつく美月。

瑠姫「あははっ、寝癖すご〜とかしてあげよっか?」

美月「いい……もっとイチャイチャする」

瑠姫「わっ」


瑠姫を抱きしめながらソファにダイブした美月。


瑠姫「……あれ、みーくん?」
 (寝てる……)

美月「すー……すー……」


瑠姫(身動き取れないじゃんっ……)


その時だった。

テーブルの上に置いてあった美月のスマホに、電話がかかってくる。


瑠姫(……みーくんが悪いんだからね)


スマホに手をかけて電話に出る。


瑠姫「もしもし」

悠斗「わ、その声は瑠姫さん?」

瑠姫「悠斗くん!どうしたの?ごめんねみーくん今寝てて」

悠斗「この時間に瑠姫さんが出るってことは……一緒に住んでるの?」

瑠姫「え!?ち、ちがうよ。お隣に住んでるの」

悠斗「ああ、そうなんだ。美月に用事があったんだよ」

瑠姫「用事?」

悠斗「うん、瑠姫さんでもいいんだけどさ」

瑠姫「うんうん、どうしたの」

悠斗「俺、梨々香ちゃんのこと結構前から好きで……どうしたらお近づきになれるかアドバイス欲しくて」

瑠姫「それは私が適任だね」


瑠姫「うん、じゃあ今日のお昼ね——」

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