日当たりのいいお隣さん
美月「言っただろ、絶対惚れさせるって」

瑠姫「ああ、言ってたね〜」

美月「……だから、覚悟して」

瑠姫「うん、わかった」
 (どうせ、みーくんもすぐ私に飽きちゃうんだろうなぁ)

美月(また、本気にしてくれない。だけど、そんなところも好きだから)

瑠姫「みーくんって何回恋したことある?」

美月「……それ、彼氏に聞くこと?」

瑠姫「気になったからさ」

美月「……1回」

瑠姫「へぇ、私にかな?」

美月「ああ、正解だよ」

瑠姫「ふふっ、そっか」
 (ごめんね、つまらない私が初恋の相手で)

美月「……なんだよ、その顔」

瑠姫「えっ?」


瑠姫の顔を覗き込む美月。


美月「まぁいい。アイス奢ってもらえたし、帰るよ」

瑠姫「……待って」

美月「ん?」


美月の服を引っ張る。

そのまま、背の高い彼にキスをした瑠姫。


瑠姫「……いつまで、私たちの恋が続くか楽しみだ」

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