日当たりのいいお隣さん
◇1限目


美月 勉強を難なくこなす瑠姫。そんな姿も美しくて、きっと誰もが見惚れてしまう

瑠姫(……なんかめっちゃみーくんに見られてるんだけど)

美月(……俺は寝るか)


うつ伏せて眠りについた美月。

◇休み時間


瑠姫「ねぇみーくん」

美月「なに?」

瑠姫「サボらないでよ」

美月「別にいいだろ」

瑠姫「よくない」

美月「だって、成績だって瑠姫と互角だし」

瑠姫「し、知ってるけどさぁ……サボるだけサボってチラチラみられると気が散るの」

美月「……それは、なんかごめん」

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