天使とピュアな悪魔の君と。
当たってる……?って、何が___
「っ……!」
彼の言っている言葉の意味がわかった途端、つられて顔に熱が一気に集中していくのを感じた。
「へっ、変態……」
「ばっ……!おま……!」
あまりの羞恥に語彙力を失ってしまって、しまいには鼻血まで出してしまう彼がなんだか可愛く見えてきて。
「ふふっ」
気づけば、ほおが緩んで笑い声が漏れてしまっていた。
「何笑ってんだよ……」
プシュー……と頭から湯気を出してパンクしている悪魔が、顔を覆って寝転がる。
「いや、なんにもない!」
「はぁー……」
どうやら悪魔の彼は、純粋でピュアみたい___。