赤い糸を離してくれない
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私は紅茶と葉月さんがお土産に持ってきてくれたケーキを用意した。
「お待たせしました……」
私はお茶を運んで、律人もケーキを運ぶのを手伝ってくれた。
お土産のケーキはどれも可愛くて食べるのが勿体ないくらいだ。
「ありがとうございます」
葉月さんは私と律人にまた笑顔を向けた。
「あ、ケーキありがとうございます。……あの葉月さんはどれが良いですか?」
ケーキは大きくて真っ赤な苺のショートケーキに綺麗なチョコの飾付けに香り高いチョコケーキ、宝石みたいなフルーツがたっぷりのタルト、可愛いピンクのうさぎの見た目をしたケーキ。
「いえいえ、雫ちゃんが先に選んで下さい」
どれもおすすめですよ、なんて綺麗に微笑む。
こんな風に微笑まれたら世の男性はイチコロだろうなと思った。
私は紅茶と葉月さんがお土産に持ってきてくれたケーキを用意した。
「お待たせしました……」
私はお茶を運んで、律人もケーキを運ぶのを手伝ってくれた。
お土産のケーキはどれも可愛くて食べるのが勿体ないくらいだ。
「ありがとうございます」
葉月さんは私と律人にまた笑顔を向けた。
「あ、ケーキありがとうございます。……あの葉月さんはどれが良いですか?」
ケーキは大きくて真っ赤な苺のショートケーキに綺麗なチョコの飾付けに香り高いチョコケーキ、宝石みたいなフルーツがたっぷりのタルト、可愛いピンクのうさぎの見た目をしたケーキ。
「いえいえ、雫ちゃんが先に選んで下さい」
どれもおすすめですよ、なんて綺麗に微笑む。
こんな風に微笑まれたら世の男性はイチコロだろうなと思った。