赤い糸を離してくれない
小3の時体育でドッチボールがあった。
俺はピアノの為に手を大事にしていた。
だから昔からボールに触る機会もなくて苦手だった。
でも一度だけでもボールをキャッチしてみたい。
いつもは我慢できるのに何故かその日だけ欲が爆発した。
俺は相手チームが投げて来たボールをキャッチしようとした。
「……うっ!」
指先に痛みが走る。
俺はピアノの為に手を大事にしていた。
だから昔からボールに触る機会もなくて苦手だった。
でも一度だけでもボールをキャッチしてみたい。
いつもは我慢できるのに何故かその日だけ欲が爆発した。
俺は相手チームが投げて来たボールをキャッチしようとした。
「……うっ!」
指先に痛みが走る。