赤い糸を離してくれない
「え!泊まる!?絶対ダメ!!」

「何で?帰ってほしくないんでしょ?」
何故か満足そうな顔で笑ってる。

「そういう事じゃなくて……!それに泊まるなんて寝る場所もないよ」

ベットはもちろん1つだけ。
予備の布団なんてない。


「一緒に寝る?」
律人は微笑んでいた。
完全に私で遊んでいる。

「からかわないで!」
律人は冗談で言ってるのに私は顔が真っ赤になる。


心臓もドキドキが止まらない。
全身が一気に汗ばむ。
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