【更新お休み中】歳下幼なじみのナマイキな溺愛〜最強総長の誘惑に、翻弄されて〜

呆れたような、そんな声色とともに出た言葉。楽しんでいるのかよく分からないけど……。


そんなことを言うんだったらみんなも必ず一度は居なくなるよね?!


そう言いたいことをグッとこらえ、言葉を飲み込んだ。



｢……アイツはなんか読めないの。ほら、たまに私のこと無視して帰る時もあるでしょ？｣



言い返したいことはたくさんあるけどとりあえずそれだけ言った。



｢まぁ、確かにね。でも、引っかかりすぎよ。いくら歳下とはいえ幼なじみなんでしょ？舐められてばかりじゃ、困るのは真夜の方じゃない？｣



ささやかな抵抗のつもりだったのに、美晴にバッサリとそう言いきられてうっ、と言葉に詰まる。


さ、さすが美晴……。



｢まぁ、そうなんだけどさ……｣


｢真夜、もしかして凰月くんのことが好きだからわざと引っかかってるとか？｣



もごもごと言葉を濁していると美晴からとんでもない爆弾を落とされた。