【更新お休み中】歳下幼なじみのナマイキな溺愛〜最強総長の誘惑に、翻弄されて〜

どうやら予算と発注した数が合わなくて材料が足りなかったらしい。


恐らく誰かが計算ミスをしたのだろう。


生徒会はこういった学校行事もほとんど任せられている。



「来週から準備開始だから発注は間に合わないね。今日、この後時間あるから買い出し行ってくる」


「大丈夫?私も一緒に行こうか?」



文化祭準備期間は来週から。


だとしたら発注は間に合わないから、今日買い出しした方が早い。そう思って美晴に提案してみる。


そしたら、美晴も一緒に行くと言ってくれた。



「ありがたいけど……美晴も仕事たまってるんじゃない?大丈夫?」


「うっ、まぁ、それはそう」



美晴は庶務係として、色んな仕事を抱えていた。庶務係はこれといった仕事はないけど色んなところから依頼を受ける。


時には資料のコピーだったり、事務用品を補充したり、人手不足の所へ仕事しに行ったり……。
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