【更新お休み中】歳下幼なじみのナマイキな溺愛〜最強総長の誘惑に、翻弄されて〜

なんだか現実味がわかなくて他人事だと思ってしまう。今まではここまで危ないことはなかったから。


REZELも楽しく活動、みたいなところがあったから、みんな驚くだろうな。



「そういうわけにはいかねぇだろ。いいか?俺はお前を守りきるからな。どんな手段を使ってでも、真夜のことは傷つけさせない。約束する。だから……俺から離れるな」


「……っ、わ、かった」



私の言葉に急に表情を変える和泉。


和泉から言われた言葉に、不覚にもドキッとしてしまう。


……本当に、こんな時ばっかりかっこよくなって。やっぱり和泉は男の人だ。


あまり意識してこなかったけど、和泉はかっこいいんだ。



「分かればいい。真夜はとりあえず学校戻れ。んで、ほかのみんなも戻ったらアジトに来いって言っといて」



和泉の言葉にこくん、と頷く。


そして私は大人しく和泉に従った。まだ、ドキドキする心臓を抑えながら。


自分の顔の熱さを……誤魔化しながら。
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