【更新お休み中】歳下幼なじみのナマイキな溺愛〜最強総長の誘惑に、翻弄されて〜

「か、考えてないし!じゃあ私はお邪魔みたいだから先に帰るね!」


「えー!真夜行かないでよ〜」



時々鋭いの何?!


普段はボケっとしてるのにたまに鋭い時があるのはやっぱり本能的な何か?!


急いで荷物をまとめ、生徒会室を出る。途中で和泉がなんか言っていたのが聞こえたけど無視無視。


だけど、やけに顔は熱くて心臓はドキドキしていた。


……まぁ、こんなこと、誰にも話せないんだけど……。


***


私、大岡真夜(おおおかまよ)。高校2年生。自分が通う高校の生徒会長を務めている。中等部からの持ち上がりで生徒会に入り、気づいたら生徒会長になっていた。


うちの高校はかなり有名で優秀な学校。


中等部、高等部と持ち上がり式で進学できる。進学校の中でもずば抜けた高い偏差値。それに加え、数々の有名人を世に送り出している。


メディアにも大きく取り上げられたこともあり、とにかく豪華で品のある学校だ。
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