【更新お休み中】歳下幼なじみのナマイキな溺愛〜最強総長の誘惑に、翻弄されて〜

だけど、中学の頃から忙しくなり疎遠になってしまった。連絡頻度も少なくなり、和泉がこの学校に入学したということを知ったのもかなりあと。


中学はすれ違いが続き、会わない方が多かったけど。それは突然終わった。


その瞬間は私が高校2年生になった春。


和泉がいきなり高校の生徒会に入ったのだ。それも“副会長”という肩書きで。


確かに副会長はまだいなかったけどまさか和泉が入ってくるなんてと思った。その時には私は生徒会長として活動していたから驚いたのなんの。


それに、同い年で1年の頃から生徒会をやっている零都は無駄に和泉の言うことを聞いてるし。


何がなんだか分からないまま新学期スタートとなったのだ。後に、和泉本人からとんでもない秘密を暴露されて驚いた話は今度しようかな……。


こんな感じで、今まで生徒会を私は引っ張ってきたのだ。……和泉に振り回されながらも。


***
< 8 / 73 >

この作品をシェア

pagetop