シークレットシスターーDance with the Devilー
古賀さんとの打ちあわせを終えると、ハワイアンカフェを後にした。

スマートフォンで時間の確認をすると、３時を少し過ぎたところだった。

思っていた以上に早く打ちあわせが終わったうえに晩ご飯の時間も早過ぎる。

「…もう少しだけブラブラしたら帰ろうかな」

そんなことを呟いたけれど、本当のことを言うと碧流くんと顔をあわせるのが怖かったりする。

成海は私が碧流くんに何かしたんじゃないかと言っているけれど…正直なことを言うと、何かをしたされたと言う心当たりがないのでよくわからない。

と言うか、
「何でその前提で聞いてきたのかがよくわからないんだけど…」

私は首を傾げた。

少しだけ距離を置いて様子を見た方がいいかも知れないな。

久しぶりにタブレットを持ってカフェで仕事をするのもいいかなと思いながら、私は歩き出した。
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