再会した御曹司は純情な彼女を溺愛する
ーーーー


今日は天音と買い物して夜ご飯を食べて、一緒に俺の家に帰ってきたところだ。

まだ俺たちは同棲はしていない。
いろいろ話しをして、結婚式の日に入籍をしてハネムーンに入ってからそのまま引っ越しする事になった。


ピンポーンとインターホンがなった。

ん?

誰だ?

天音とモニターを見るとそこには一年程前に見切りを付けた女、奈緒が映っていた。

は?

何で今更?

てか何で俺んちを知ってるんだ⁈

「え? どなた?」

まずい。非常に。
無視する?
いや、でも変に隠したくない。

「いや…昔の…」

「は?」

天音がギロっと俺を見上げて睨む。
とりあえず出るか。
< 120 / 286 >

この作品をシェア

pagetop