再会した御曹司は純情な彼女を溺愛する
「オシャレだよな。インテリア」

丈慈も思ったらしい。

「うん! あのラタンのライトとか、このテーブルもだけど、全部オシャレ」

「そうだな」

丈慈はカメラを向けて写真を撮っている。
こちらにカメラが向いたと思えばシャッター音が聞こえた。

「今私の事撮ったでしょ!」

「撮った。かわいいから」

「褒めすぎ」

丈慈はそれは楽しそうに笑った。
私もそんな丈慈を見て笑えば、立ち上がってテーブルを挟んだままキスをされた。

「いちごの味」

そう言ってペロっと舐めてる。
爽やかだけど、ついつい丈慈の唇に目がいってしまう。

「今食べたばっかだもん」

そんな私に気づかれないようにまたフルーツを食べた。
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