再会した御曹司は純情な彼女を溺愛する
日に日に天音への想いは増す一方だ。

天音は無意識に俺を煽るしな。

天音は自分からは誘わない。

誘われたら最後、俺は嬉しくて間違いなく抱き潰すだろう。

今だってかなりギリギリだ。
散々これまで好き勝手にしてきたツケが回ってきてるのかもしれない。

それでもいい。
こうして心から愛する人と婚約して、側にいてくれるんだ。
天音は自分からは誘わないが、十分俺を想ってくれてるんだろうなとは思う。

新しく建てる家も喜んでくれるといい。
今回の旅行中ちょうどホワイトデーと重なってるし、レストランで食事をして用意したプレゼントを渡す予定だ。

喜ぶ天音の顔を想像して胸が暖かくなるのを感じた。
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