再会した御曹司は純情な彼女を溺愛する
横向きになって左脚を持ち上げられればグっと圧がかかる。

「んっ…」

ゆっくりと始まった律動に合わせて吐息が漏れる。

徐々に進んできてついにトンと奥まで届くとそのまま更に奥へとグッと押し上げられる。

「あっ…んっ…ふっ…」

私を強く抱きしめるその腕は逞しくて私はその腕に唇を這わせた。

「クッ…」

丈慈の吐息が耳にかかってゾクゾクっと肩が上がる。

朝からこんな…

天蓋付きのキングサイズのベッドで愛し合う二人。
朝日を浴びて輝くブレスレットが丈慈の動きに合わせてキラキラと揺れているのが見える。

「天音…天音から誘ってくれたのあの時以来で…」

ガンと突き上げられ律動も速くなる。

「あんっ…!」

「俺嬉しくてやばいかも…クッ」

後ろから肩を掴まれさらに激しさを増す。
丈慈、嬉しかったんだ…
誘って欲しかったんだ…


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