再会した御曹司は純情な彼女を溺愛する
丈慈が身体を起こし今度は私を後ろ向きにして上に乗せた。

脚を開かされる。

「やっ…」

恥ずかしさで脚を閉じようとすれば丈慈が脚を絡めてきてそれを止められてしまう。

また下の蕾を弾かれる。

「これ好きだろ…クッ」

「あっ…もうっ…」

「天音っ…イキな」

耳元で吐息混じりに囁かれ更に丈慈の律動が加速する。
こんな、こんなに…

「んんっ…!」

痙攣するようにヒクつく私を仰向けにさせるとすかさず丈慈が押し込むようにまた入ってきてそれだけで電撃が走る。

「まっ…あっ…」

待って…と言いたいのに。
受け止めるのに精一杯でなかなか話せない。

「ん?」

なんて言って…
絶対わかってるくせに。
いつもならもっとこう…

緩急を付けた動きに次々と波が打ち寄せてくる。

「ま、待って…本当におかしくなっちゃう…」

やっと話したのにガンと一気に突かれる。

「……おかしくなってよ」

そんな…

「はぁっ…」

脚を両腕に抱えられ腰が浮けば更に奥へと進んでくる丈慈。
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