再会した御曹司は純情な彼女を溺愛する
危機
「最近どうよ」
美空ちゃんが私の髪をとかしながら聞いてきた。
すっかり外は桜が咲き始め、今日は美空ちゃんの美容院にきて髪を切ってもらう。
美空ちゃんは都内のサロンでトップスタイリストをしている。
腰まであるロングのワインレッドの髪はレイヤーが入っていてすごくオシャレ。
さすが美容師って感じだ。
「ホワイトデーにバリに行ってきたよ」
「らしいね! 大河が言ってたよ! どうだった?」
あれが凄かったとは店では言えない。
「ん? 天音? 顔赤いよ?」
顔に出てしまったらしい。
「いや、凄かった。た、建物がめっちゃオシャレで」
嘘じゃない。
うん。
そう言って、ヴィラで撮った写真を見せた。
美空ちゃんが私の髪をとかしながら聞いてきた。
すっかり外は桜が咲き始め、今日は美空ちゃんの美容院にきて髪を切ってもらう。
美空ちゃんは都内のサロンでトップスタイリストをしている。
腰まであるロングのワインレッドの髪はレイヤーが入っていてすごくオシャレ。
さすが美容師って感じだ。
「ホワイトデーにバリに行ってきたよ」
「らしいね! 大河が言ってたよ! どうだった?」
あれが凄かったとは店では言えない。
「ん? 天音? 顔赤いよ?」
顔に出てしまったらしい。
「いや、凄かった。た、建物がめっちゃオシャレで」
嘘じゃない。
うん。
そう言って、ヴィラで撮った写真を見せた。